一進一退
今日は寝込んでます。
明日は山梨 ギターつれていく日だ。チケットとってない(>_<)
明日 イベリアにいって何かクルシージョの申し込みをしよう。
元気にならなくちゃ。
食欲はあるから、大丈夫。熱もないし、NO TE PUREOCUPES!
- 2009.09.27 Sunday
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- 23:17
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- by コバヤシリカ・プロフィール
昔に見た記憶を辿る。 前衛的なパフォーマンスだった。
ブラとショーツ(パンティといいがたい、大きめだったから)の下着姿で椅子に座り
次から次へと
順番に来る人の手には はさみがあり、
パチン、パチンと切られていくのだ。彼女は動じず 微動打にせずじっと座る。
白いブラジャーの肩紐がほろりと落ち こちらはその行方をはらはらしながら見たものだった。
76才の年を重ねた彼女は
カメラにむかい『わたしは今も泣きたいですよ。いつも泣きたいし怒りたい。いつも淋しくて、いつも何かを愛している。そういう積極的な愛情でわたしはいつも生きているんですよ』
と言った。
なるほど!
ジョンと裸でシーツに潜り アイ・ラブ・ユーをつぶやき 世界平和を祈っていた、わたしには 自分の手を汚さずに何を語るのか 若いながらも、彼女に怒りがあった。
なぜなら 若くしてロックの世界の入り口にジョン経由で、
文学界の三島経由で、彼女にぶつかるので なぜなんだ?っていう疑問があり
自分を説得するには彼女を嫌いになるしかなかった。
しかし 今 私は大人になり 彼女も年を重ねた。
そして時代は流れた。
今 私は嫌いじゃない。
ヨーコ・オノ。
好きでもないけど、、
あ、携帯ありました!もう手元にあります。
それから昨日辺りから 熱が下がっています
夜 アルハンブラ、ライブもふらふらふらめんこしましたヨ。
一部 セビジャーナス
二部 ファンダンゴをおどりました。
なんとか一日がおわり 今日から元気です。
しかし寝ていたため体力がない(゜_゜)(。_。)!
なんとかしなくちゃ!メカニコに!
ESTOY MAL,DESDE AYER(T_T)/~
昨日は寒くて ガタガタしていたが 今日は体中が火照り 首の辺りはパンパンだ!
水滴のように垂れる鼻水で窒息してしまいそうだったので、市販の薬をのんだ。
鼻水はとまったが、次は耳鳴りと 痴呆になりそうな雰囲気がしたので
あわててスペイン語の辞書をひいた、
フィエブレ。
テンゴ ムチャ フィエブレ。
渋谷。
久々に渋谷を歩いた。
渋谷には 目的を失い、ただ駅に追いやられる人達、虚ろな目をした人達、
わたしよりかなりヤバいアウトサイダーな、孤独な人たちが巷に溢れ、
そして私はその中に紛れて目立たなくなる。
浮いて目立つことが多いなか、ここ、渋谷という街に溶け込める、だから居心地がいい。
246の横断歩道橋を、ぞろぞろ、ぞろぞろと渡る。
シアターNにパティ・スミスの“ドリーム オブ ライフ”を見に行った。
十年間、カメラを回し続けた映画。チケットはプレゼントされた。
自由になることに突き動かされた。
実は、新人公演以来、踊る気持ちがわいてこなかった。
そうか、いいたいことを言っていいし、やりたいことをやっていいなら
いろいろやろう!そんな気持ちになった。
やっとこ、舟を漕ぐエネルギーがわいてきた。
モノ言うための声があり 言うための責任と任務があるってことに迷わない強さがあった。
まさにそれが生きる力、ドリーム オブ ライフ!
『私は人を触発するのが役目、』と言っていた。
私は 彼女の果てしないパワーを目の前に唖然とした。
若い頃、大好きだったし よく聞いていたパティが
ただの「ロック」や「パンク」といった音楽家にとどまらない、アーティストだった。
詩人であり 哲学者であり 写真家であり 画家であり、表現者だった。スケールがでっかい!
やさしさや愛情、知性、感性の豊かさに富み、彼女自身が豊かだ。
彼女は伝えている、カメラの向こう側の私たち、音楽に耳を傾ける私たち、彼女の自身の子供たち、世界中の子供たちに。
九時半ころ Nシアターを出るとむしょうにタバコが吸いたくなり、この感動・衝動・衝撃を静かに胸に秘めた。
胸の中から飛び出しそうな何かを押さえ付けるのに必死だ。だからタバコを吸う、
観客はまばらで しばらくは立ち上がる者も少なかった。
しばらく少ない観客達は、私も含め、しばらくはパティのパンフやTシャツ、ロッキングオン、切り抜きの新聞記事・・それらを眺めた。
しばらくしたら、Nシアターを出る。そんな気持ちを抱えて、そこを出るには、ちょうどいい孤独な街だ。
街には 目的を失い、ただ駅に追いやられる人人、虚ろな目をした人、
わたしよりかなりヤバいアウトサイダーな、孤独な人たちが巷に溢れ、246の横断歩道橋をぞろぞろと、渡る。
私は このゴキブリがたくさんいそうな、文化的、芸術的孤独を抱え、
その気持ちを分かち合いたいたくても分かち合えない人たちが溢れている渋谷が、
やっぱり、好きだ。
この中に身を埋めるにはちょうどいい。夜の街に溶け込ませよう・・。
どおせ住むなら 渋谷に住めばよかった、わたしは池袋にいることをこんなに後悔したことはなかった。
私は無機質な街に帰った。私はパティを受けたら、彼女の思いを受けようとしたら、
すごく疲れたらしい。
十時すぎにベッドに横になると眠ってしまった。
(だから今起きて、パティのすごさにやっぱり呆然!)
また寝てしまいそうだ。笑〜!
私の好きなシーン。
紙がひらひら舞い降りたり、ら旋の階段をのぼったり、
もちろんマネキン人形とダンスするシーンが一番すきだけど。
眠れないから アマゾンから届いた ガルデルの亡命のDVDを見ることにした。
すごく疲れ、眠いんだけどなぜか眠れない。
久しぶりに聞く、この映画の中のスペイン語、ピアソラの音楽、タンゴを踊るしなやかな「ら旋」。
私が二十代に大好きだった映画は
今も宝物のように思うのは同じ。
タンゴの場面はぞくっとする。
そして目が釘づけになる、息使いをあわせる。
やさしくてセクシーで想像力の翼がばたばたとする。
あたたかくておもしろくてわくわくする、自由な気分になる。
哀愁にあふれていて傷ついたことのある繊細さで それでも強くて 生きるエナジーにみちみちている。
_今も昔もかわらずにため息をつく。
タンゴって素敵!!
あと足が7.5センチ長かったら、いやあと5センチでもアルゼンチンに渡っていたはず!
(これも昔と同じ考え)
※タンゴ ガルデルの亡命:昔ビデオテープで見すぎてテープをのばして以来、昨日アマゾンから購入した!
監督:フェルナンド・ソラナス
音楽:アストル・ピアソラ、ホセ・ルイス・カスティニェイラ・デ・ディオス
映画賞をそうなめにしてます!絶対お薦め!