ねずみ版マディソン郡の橋
『ねずみ女房』を読んでみたい。
作者のルーマー・ゴッテンは、一体何歳の時にこれを書いたのか、
佐野洋子さんは知りたいと『覚えていない』の中でこう記している。
「これは子だくさんのねずみ女房が、囚われた鳩を通して、
自由を垣間見、夜な夜な異人種である鳩のところに通い、そして鳩を命がけかごからとき放す話である。
これは明らかに不倫である。
『マディソン郡の橋』ねずみ版である。」
わたしは、マディソン郡の橋も見てみようと思った。今までは、映画の内容や評価をきいただけで見たくない映画だと思っていたんだが。
ねずみ女房が、鳩を空に放したら、鳩は窓の近くを一回りもせずに、
空の彼方に消えたという。
母性愛ってすごいな。女ってすごい力で他人を愛せるのは、やはり、雌であるからじゃないかと思う。
☆写真は、las guapas ナオ、エマちゃん(左から)
- 2014.03.30 Sunday
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- 13:26
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- by コバヤシリカ・プロフィール